自転車用の後付けチャイルドシートを前ハンドルに自分で取り付けてみた感想☆意外と簡単でおすすめ
こんにちは、ぽんすけです。
3人目の子どもが1歳を過ぎたし、そろそろ温かくもなってきたしということで、
自転車のチャイルド(ジュニア)シートに乗せてみようということになったのであります。
ただ、上の子の2人も使っていた我が家のチャイルドシートは、自転車の後ろの荷台に付いている簡易的なタイプで、3歳ぐらいまで成長しないと怖くて使えないようなものでした。
そこで、1歳の小さい子でもそこそこ安心して乗せられるチャイルドシートを探してみたところ、OGK技研のヘッドレスト付きフロントベビーシート(FBC-011DX3)という商品が最適であるという結論になりました。
今回チャイルドシートを選ぶにあったて調べたこと、実際に商品を自分で取り付けてみた流れと、使用した感想などについて記事にまとめます。
小さい子(1歳~)の自転車用チャイルドシートを検討している人、自分で取り付けできるか不安な人にとって参考になるとうれしいです。
Contents
自転車用チャイルドシートの種類と使い分け
自転車用チャイルドシートには様々なタイプがあります。ここでは、簡単にそれぞれの特徴をまとめます。
前乗せと後ろ乗せの違い
自転車用チャイルドシートにはフロント(ハンドル)側にシートがくる「前乗せ」と、後ろの荷台側にシートがくる「後ろ乗せ」の2つのタイプがあります。
それぞれの特徴をざっくり分けると以下のようになります。
【 前乗せタイプの特徴 】
・運転中子どもの様子が常にわかる為、1~2歳くらいの小さい子でも安心
・普通に漕ぐと膝に当たることもあり、この場合ガニ股で運転するハメになる
・子どもが大きくなってくると乗せるのがしんどい
【 後ろ乗せタイプの特徴 】
・耐荷重が前乗せより高く、6歳くらいまでしっかり使える
・膝がハンドルに当たらない為、運転の妨げにならない
・1歳~使用可能となっているものもあるが、運転中見えないのは実際怖い
まとめると・・・
子どもが1歳くらいの小さいうちから乗せる場合は前乗せの方が安心ですが、大きくなると使えないので、長く使いたいなら後ろ乗せを選ぶ、といったところでしょうか。
後ろ乗せの場合、常に様子がわからなくても安心して乗せられる年齢(2歳くらい?)から乗せるようにするなど、各家庭の用途で考えても良いかと思います。
ハンドル一体型と後付けタイプの違い
前乗せタイプの中にも、最初からハンドルと一体となったタイプと、後からハンドルに吊り下げるカタチで取り付けるタイプのものがあります。
それぞれの特徴をざっくり分けると以下のようになります。
【 ハンドル一体型の特徴 】
・ハンドルの上に乗っかるような形状で漕ぐとき膝が当たりにくい
・後付けよりもハンドル操作がしやすい(ふらつきにくい)
【 後付けタイプの特徴 】
・ハンドルの手前に吊り下げる形状で漕ぐとき膝が当たりやすい
・使用しなくなったら外せば普通の自転車に戻る
まとめると・・・
運転しやすさ、漕ぎやすさの点では一体型に軍配があがります。
ただ、後付けタイプは使用したい時期だけ簡単に取り付けができる為、あえて最初から一体型を選ばなくても、後から必要に迫られた場合だけ後付けタイプにする、という選択もできます。そもそも前乗せタイプは後ろ乗せタイプほど長くは使えないのですから…。
装備・仕様の違い
自転車用チャイルドシートは、ヘッドレスト付きかどうか、シートベルトが腰だけの3点式か肩までホールドできる5点式かどうかなどの装備の違いがあります。
【 ヘッドレストあり・なしの違い 】
ヘッドレストが付いているタイプは、子どもの首~頭部分までしっかり支えてくれるので安心感が全然違います。特に子どもが小さいうちはヘッドレストがある方が安全です。
また、自転車でそこそこ遠出した場合、チャイルドシートに乗せた子どもがウトウト寝だす場合もあり、ここでヘッドレストが無いと自転車から落ちそうになって危ないです。
一方、ヘッドレストを付けると、シートそのものが大きくなってしまうことと、値段も高くなってしまうのがネックです。
ただ、前乗せタイプの場合、ヘッドレスト付きでもさほど大きくはならないです。
後ろ乗せタイプの方が高い年齢まで対応できる分、ヘッドレスト付きはゴツくなるイメージですね。
【 シートベルト3点式・5点式の違い 】
シートベルトは腰部分だけの簡易的な3点式、プラス肩までホールドできる5点式があります。
安全性に関しても、選び方はヘッドレストの有無と同様の考え方でいいと思います。
そもそもヘッドレスト付きのシートを選ぶと5点式であることが多いので、結局ヘッドレストとセットで考えることになります。
やはり、子どもが小さいうちは5点式のほうが安心ですね。
子どもが大きくなると正直そこまでガッチリする必要はなくなりますが、その場合肩ベルトを付けなければいいだけです。
まとめると・・・
小さい子・寝てしまう子にはヘッドレストあり・5点式シートベルトが安心。
大きい子、近距離のみの移動なら簡易的なシートでもOK。
小さい子(1歳~)におすすめのチャイルドシートはどんなタイプ?
我が家のように子どもが1歳になって、保育園などの送り迎えに自転車を検討する人は多いと思います。
やはり心配なのは、1歳になりたてでチャイルドシートに乗せても大丈夫なのか、という点だと思います。
当然ですが、1歳~対応と表示されている商品を選ぶことはもちろん、運転中常に子どもの様子がわかり、しっかり体をホールドしてくれていれば、それなりに安心して乗せることができます。
私のおすすめは、「前乗せ」「ヘッドレストあり」「5点式シートベルト」の「後付け」チャイルドシートですね。
あえて後付けタイプを勧めるのは、子どもが大きくなったら不要になるので、簡単に外せて普通の自転車として使えるからです。
後ろ乗せタイプのチャイルドシートでも1歳~対応の商品がありますが、運転中子どもの様子が見えないのは不安です。
子どもが大きくなれば正直なんでも大丈夫、ということになりますが、小さいうちはガッチリしたものを選ぶのがいいと思います。
後付けのチャイルドシートは自分で取り付けできる?
結論からいうと、自転車用チャイルドシートは自分で取り付けが可能です。
買った店舗でつけてもらうものだと考える人も多いと思いますし、私もそうでした。
ただ、実店舗で買うと高いんですよね。
Amazonとか、ネットで買う方がかなり安く買える場合が多いです。
そこで、ネットで購入した後に自分で取り付けれるのかという不安がでるわけです。
実際は説明書の通りに取り付けをおこなえば、手順自体はそこまで複雑ではありません。
初めての人が取り付けをする場合でも、1時間もあれば完了するかな、という印象です。
もちろん、店舗などのスタッフに取り付けを依頼した方が確実で、より安心なことは事実だと思います。
安く購入して自分で取り付けか、多少高くても店舗で取り付けか、その価格差を考慮しながら自分に合った方を選ぶといいでしょう。
OGK技研フロントベビーシートの取り付けの流れ
ここでは実際に私が購入したOGK技研 フロントベビーシートを自転車に取り付けた様子を紹介します。
ちなみに私はAmazonで購入し、価格は税込みでちょうど10,000円でした。
取り付け作業に準備するものはドライバーです。
購入した商品が自宅に届きます↓
シート本体は出来上がっている状態でしたので安心しました。
これを我が家の愛車 パナソニック 「ビビ・DX」に取り付けます↓
すでに荷台に付いているチャイルドシートは、もともと使用していた簡易的なシートです。
今回はこのハンドル部分に吊り下げるカタチでの取り付けです↓
まず、ハンドルの軸の部分(ハンドルポスト)に、チャイルドシートの設置土台となる部品を装着します。
そしてシート本体をハンドルに引っ掛けるようにセットします。
もうこれで意外とカタチになってますね。あとは各パーツの固定です。
最初にハンドルポストに固定した土台パーツと、シート側の接着部分に、蝶ネジをを通す穴があるんですが・・・
これに蝶ネジを通す作業が思いの他しんどいです・・・
その作業をするウラ側には自転車カゴがあり、手が入らない狭いスペースでおこなわないといけないので、ものすごく蝶ネジを回しづらいです。
しかも、蝶ネジをただ回していても、しっかりはまっているのか大変わかりづらいです。
ネジの効き具合が若干硬くて、まっすぐ入ってないかなぁっていうところで強引に回しきって、やっと入りました
この作業に結構時間を取られましたね・・。
この部分はなんとかして欲しいものです。
(OGK技研の方見てますかーーーー!?)
次に、ハンドルフックのほうを蝶ネジで固定します。
先ほどの難関に比べたら、楽勝太郎でございます。
はめた蝶ネジの裏にキャップをつけます。
シートの固定自体はこれで完成です。
最後に、ステップ(足置き)を取り付けます。
余談ですが、途中で雨が降ってきて大変でした(←そんな日にやるなよ)
このステップの固定でドライバーが必要です。
これで取り付けは完成☆
後ろ乗せのタイプより、やっぱりサイズ感は小さいですね。
ヘッドレスト付きは大きいかと思いきや、上の写真のように伸ばしてない状態だと結構コンパクトです。
1歳3ヶ月の娘を乗せてみた感じ↓
ウチの娘は運転中めっちゃ寝ますね(笑)
ヘッドレスト付きで良かったです。
まとめ
子どもが1歳になって自転車に乗せようと思ったとき、
「前乗せ」「ヘッドレスト付き」「5点式シートベルト」のタイプがおすすめ。
自転車用チャイルドシートは自分で装着可能な商品も多いです。
Amazonなどで安く購入し自分で付ければ、店舗で買うよりオトクです。
自転車と一体型のチャイルドシートより、後付けのシートの方が、不要になったとき簡単に外せて、見た目も普通の自転車に戻るので長い目で見るとおススメです。