自転車ポート代わりにテラス屋根設置☆変形地でもOK?エクスショップに依頼した感想
我が家では、子どもと大人あわせると3台の自転車があるんですけど、
毎回使い終わったあと自転車にカバー被せるのクッソめんどくさくて。
子どもには自分で被せなさいって言っても、しょっちゅうそのままだし。
ということで、屋根付きの自転車置き場が欲しいとなったのであります。
今回、カーポートとか、テラス屋根とかで検索すると、いつも上位に広告が入る、
「エクスショップ」に工事を依頼しました。
自分なり調べたことを元に、実際に依頼してみてどうだったか、かかった費用、テラス屋根の使用感はどうかなどを記事にしてみたので、参考になれば幸いです。
Contents
自転車置き場どうしてる?問題
自転車に乗る人であれば、その置き場をどうするかは避けて通れない問題です。
毎回カバーをかけるのにウンザリして、よそのお家の屋根のある自転車ポートを羨望の眼差しで見ている方も多いのではないでしょうか。
対処としては以下の2通りが考えられます。
自分で設置できる自転車ポート
費用も安く手軽に済ませるならこの方法です。
ホームセンターに行けば必ずこの手の商品は置いてあると思います。
我が家でもこのようなサイクルハウスを設置していました。
欠点は割と出し入れはめんどくさいという点です。
2台まで入るからと言って、2台入れると、当然出し入れするときに人が入り込むスペースが狭いのでやりずらいです。
一方、屋根のみのサイクルガレージという商品もあります。
こちらの方が場所を選ばず設置できますが、風にあおられるという口コミも見かけます。
業者に依頼する自転車ポート
エクステリアの外構工事が可能な業者へ依頼すれば、手間なく安心に設置できます。
一方、どこに依頼すべきか、どんなポートを設置するのか、見積の依頼など、よくわからないし煩わしいイメージがあるのではないでしょうか?
自転車置き場として利用を目的とする場合、考えられる商品としては以下の種類があげられると思います。
・サイクルポート
カーポートの自転車版ですね。家からは離れた(独立した)形で設置します。
・テラス屋根
家の外壁に屋根を固定し、家と一体化したサイクルポートみたいなものですね。
自転車置き場だけでなく、洗濯物干しや目隠し等も設置したり他の用途もあります。
屋根に固定しないタイプもあります。
テラス屋根はどこに依頼する?
近所の外構専門業者へ依頼
近所に外構エクステリア専門店があれば、そこに依頼するという方法があります。
そういったお店の看板などを見かけることがあると思います。
もし、近所で見かけたことが無い、わからないという場合は、グーグルマップで「外構」とか「テラス屋根」などのワードで検索してみるのがおすすめです。
事前にクチコミやお店のホームページなどを見ておくのにも便利です。
個人的には地元で長くやっている業者さんに依頼するのが安心かなと思います。
ネットの外構専門業者で依頼
ネット検索で、「テラス屋根」と検索してみると、一番上にスポンサーサイト(広告)が出てくることが多いと思います。
おそらく、検索者の地域に対応しているか全国展開している業者が出ているので、ここに依頼するという方法になります。
私の場合は一番上に表示されていたエクスショップに依頼をしました。
なぜ、ネットで広く宣伝し、全国から顧客を集めることが可能なのかというと、そもそもそのネットの外構業者の下請け業者が全国に展開しているからです。
エクスショップの場合も、実際のやり取りは最初から最後までエクスショップで、工事そのものは近所の下請け外構業者がやってくるというカタチになります。
メリットとしては、手続きが非常に楽ということです。ネットで完結しますし、その後のやりとりもほぼメールでした。
全国展開しているだけに仕入れ費用が安くすむということで、施工費用も抑えられている印象です。
一方デメリットとしては、実際に施工する業者とは一切やり取りをしないので、工事当日どんな業者がやって来るかわからないということです。
実際の施工で「ハズレ業者」に当たってしまった、というクチコミもあるように、依頼先の顔が見えないことがこのシステムの最大のデメリットと言えるでしょう。
ホームセンターに依頼
ホームセンターでも外構工事を依頼できます。
実際に店舗に行けばパンフレットなどを見ながら説明を受けることができるでしょう。
私の場合、カインズホームに電話で確認し、要望をある程度伝えた後に、実際に自宅に見積りに来てもらいました。
カインズの場合、自社のエクステリア商品を展開しているようで、逆に融通が利かない印象でした。
というのも、我が家のテラス屋根設置予定の場所が、変形地であり、屋根の形状を土地に合わせてカットしてもらいたかったのですが、できないと言われました。
さらに、取り付ける外壁には2階トイレからの配管も伸びており、この部分もカットする必要がありましたが、これも不可であると。。。
という訳で、我が家はホームセンターに依頼するのは早々に諦めたのであります。
ホームセンターに依頼するのは敷居は低いと思いますが、外構商品への加工が必要になりそうな細かな要望は難しい可能性があります。
お隣さんへの配慮・挨拶は?
隣家との敷地境界ギリギリに設置してよい?
テラス屋根を設置する場所が、隣家の敷地に接しているというケースは珍しくないと思います。
そこで、敷地境界ギリギリにテラス屋根を設置してよいのか、という疑問が出てきます。
これ、私も三日三晩悩みました。
結論を言うと、この問題、いまひとつグレーな部分が多く、正解は無いと考えて良さそうです。
施工業者の方2名にこの点を聞いてみても、口を濁してはっきりと答えてくれませんでした。
周りのお家を見渡すと、敷地境界までテラス屋根やカーポートなどを設置しているケースはかなり多いと感じます。
私的には「考え方は人それぞれ、最低限の配慮はするものの気にし過ぎないでよい」という結論にいたり、敷地いっぱいに設置することにしました。
設置工事の際にきちんと挨拶をしておくなど、ほんの少しの配慮が大切だと思います。
隣の敷地に雨が流れないか心配
基本、テラス屋根はどの商品も雨樋があります。
豪雨でもない限り、屋根に降った雨がそのまま隣の敷地へ流れる心配はないです。
ただ、雨樋で処理しきれない豪雨の場合、屋根から隣の敷地へバシャバシャ雨が流れる可能性はあります。
しかし、そもそもバケツをひっくり返したような雨が降り続いている訳ですから、そこに屋根からの水が隣に流れようが大して問題はないとも言えます。
それでも気になるという方は、敷地の境界から多少離して設置すると良いでしょう。
意外と盲点なのが、雨樋から縦樋を伝って流れた排水が、道路の傾斜で隣の敷地へ流れるというパターンです。
さして問題無いように思えますが、長年繰り返すことにより、コンクリートなどに跡が付く場合があり、気まずい思いをする可能性があります。
これは私の知人談ですが、縦樋からの排水も少し頭に入れておいた方がよさそうです。
また、積雪地域の場合、テラス屋根に積もった雪が思い切り隣の敷地に落っこちる場合もあるかもしれません。
そんな想定をして危険である場合は、設置スペースを考えた方が良いかもしれませんね。
設置工事の時に挨拶は必要?
テラス屋根に限らず、外構工事をする場合は、お隣さんへ必ず挨拶をしましょう。
当日は施工業者からも挨拶してもらえるかと思いますが、できれば工事1週間~数日前までに自分からも伝えておくのがベターです。
その際、何か手土産を渡すべきかという点で、ネット上で様々な意見を見ましたが、渡す必要はないという意見が大半でした。
また、挨拶をするときは、「信頼できる業者に相談して、問題の無いように設置してもらいます」という点を伝えておけば、余計な心配をかけずに済むかと思います。
また、隣が車の駐車スペースだった場合、万が一のことを考え、車をできるだけ離れた方に停めてもらう場合があります。
これは施工業者の都合になりますが、工事中隣に工具なり部品なりを落っことしたときの保険として、施工業者から車移動を頼まれる場合があるので、その点も可能性として伝えたほうが良いかもしれません。
テラス屋根の重大なデメリット
テラス屋根には、割と見落としがちなデメリットがありまして。
それは、いつか来る外壁塗装のときに邪魔になるということです。
これは外壁塗装屋さんと相談することになるのですが、
外壁塗装って足場を組むわけで、テラス屋根があると組めないんですね。
なので、そのときテラス屋根を一時的に解体しないといけない可能性があるんです。
もちろん手数料マシマシでございます。
これ、テラス屋根の業者さんに聞いても、
「それは塗装屋さんの裁量で決まるからわからない」と濁されたりします。
テラス屋根付けるかどうかで私はこれが一番ネックというか、悩みましたね。
割と重要なことだと思ったので一つの見出しにまとめました。
エクスショップへの依頼~見積~工事まで
それでは、実際に我が家が依頼したエクスショップについて、どんな感じだったか簡単に説明しますね。
まずは依頼!
まずネット検索でエクスショップのHPに行きます。
私の場合「テラス屋根」と検索したら、スポンサーサイトとしてトップに表示されました。
メニューの無料見積り・問い合わせから必要事項などを入力していけば、あとは基本メールでやりとりして、現地調査の予約まで完了できます。
私は面倒だったのでフリーダイヤルから電話して、その後の具体的な流れなどを確認しました。
現地調査!見積り費用はいかに!?
メールでのやり取りで自宅に見積りに来てもらう日を決めたら、あとはその日を待ちます。
当日の見積りは30分もかかってないと思います。
基本的に一番コスパの良い商品を紹介してもらえる印象です。
我が家では要望として、変形地への設置になるので、屋根の形状を設置面積にあわせてカットしてほしいという点を伝えましたが、可能ということで安心しました。
他、設置予定の外壁には、2Fのトイレから伸びる配管が通っており、これを避ける為に屋根を高めにするか、屋根を貫通させるか、という話になりました。
屋根を高くするということは、その分雨の入り込みも増え、おすすめできないと言われ、確かにその通りだと思い、屋根に配管を貫通させることにしました。
これらの変形地に合わせた屋根カット(前面台形加工)や、配管貫通の為のくり抜きなどの工程は別途費用が発生しました。
これらを含んだ見積りが以下となりました↓
【テラス屋根本体 (55%OFF) ※キャッシュバックキャンペーン適用】127,935円
【テラス屋根施工費】31,950円
【前面台形加工費】18,000円
【配管部屋根くり抜き加工、取付手間費】9,000円
【ブロックベースハツリ*2箇所】6,000円
【残土・ガラ処分費】1,770円
【諸経費】5,686円
【2月末まで!!特別値引き!!】-23,380円
【端数値引き】-52円
【合計】176,909円
【消費税】17,691円
【見積金額(税込)】194,600円
【前面台形加工費】【配管部屋根くり抜き加工、取付手間費】がかかった上で20万以内に収まったので、価格的には安いのではないかと思っています。
いざ工事!
工事は2日間かかりました。
1日目は朝9:00~スタート。
下請けの施工業者さん1名がやってきました。
ここでも「エクスショップ」を名乗るので、どこの業者さんかは判らず・・・。
お隣さんに工事開始の挨拶と、念のため車をできるだけ遠ざけてもらう様にお願いをしました。
業者さんとは朝やりとりをするだけで、あとは放置プレーでよいとのことでした。
さすがに出かけるとトラブルがあったとき困るので、我が家にいました。
1日目は夕方に終了し、次の日も朝から作業開始です。
2日目は昼くらいに終了したと記憶しております。
1人で施工するのって大変そうだなぁーとか思いつつ、しっかり出来上がっててちょっとびっくり。
仕上がりはこんな感じ
いまひとつ遠近法のせいで台形カットされてる感じが伝わりにくい・・・
配管に合わせてくり抜きしてもらった部分↑
施工の後は・・・
施工数日後、エクスショップからメールが来て、割引きキャンペーンに必要だった施工後のアンケートに答えます。
施工後の写真も送らねばならないとかで、多少面倒ではありましたが、割引きの為なら仕方ありませんね・・・。
実際に使ってみて
さて、実際にテラス屋根を使ってみて、どうだったかの話になります。
覚悟していたものの、やっぱり雨の入り込みすごいなってのが一番の感想ですねぇ。
自転車を屋根の端っこに停めると容赦なく濡れますね(笑)
なので、設置面積からすると自転車3台くらい停めれるかなぁーって想定していましたが、
まあ無理です。
恐らくお値打ちに施工してもらったと思うんですが、それでも20万はやっぱり高いですね。
前述の通り、いつか来る外壁塗装のときも、解体手数料がかかることも踏まえれば、
もっと費用がかかるということですから。
それを鑑みた上で、費用以上の効果があったかと聞かれると、
「うーーん」という感想です(苦笑)
・・・という訳で、
今自転車ポートにテラス屋根を検討している方の参考になればうれしいです!